整体療法院 同仁広大
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各種症状の概念と治療法
目の疲れ
1. 肝血不足による眼精疲労

肝は目に開竅し、肝血は目を栄養している。眼の使い過ぎなどで肝血を消耗し、肝血虚になると、眼を充分に栄養できなくなるので眼精疲労が起きる。

【弁証】
目の乾燥感、かすみ、肩こり、手足の痺れ
【治療原則】
養肝補血
2. 肝腎陰虚による眼精疲労

加齢や房事過多などにより腎の陰精を損ない、または遠視・近視・老眼者が眼を使い過ぎて肝血を消耗し、肝腎の精血が不足すると、眼を栄養できず眼精疲労が起こる。

【弁証】
目の乾燥感、かすみ、視力低下、眩暈、難聴、耳鳴り、皮膚乾燥、口乾、腰のだるさ
【治療原則】
滋補肝腎、養血明目
3. 脾陰虚による眼精疲労

治療過誤による過度の発汗や生まれつきの津液不足体質、節度のない食生活などが原因となって、慢性的に脾の津液が不足すると眼精疲労が起きる。

【弁証】
目の乾燥感、涙が出ない、食べると腹が鳴る、便秘あるいは軟便・下痢
【治療原則】
滋補脾陰、清熱明目
4. 腎陽虚による眼精疲労

先天的な体質虚弱や慢性疾患・老化などの原因で、腎陽を損傷して腎陽虚の病態に陥ると水分を蒸化することができず、津液の生成・分布や排泄に障害が起きる。これが眼底や硝子体を潤す津液の代謝に影響すると、眼精疲労など眼科の病証が起きる。

【弁証】
目が疲れやすい、視力低下、冷たい涙が出やすい、手足の冷え、夜尿多い、腰膝のだるさ、手足のむくみ
【治療原則】
補腎壮陽、化気行水

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