整体療法院 同仁広大
*ご予約・お問い合わせ フリーダイヤル0120-257-278
各種症状の概念と治療法
めまい
めまいには種類があり、回転性やフラフラとなる横揺れのめまいがある。

1.肝火上炎証

普段から身体の陽が強く、肝臓の陽気が上に昇りやすい場合に起こる。フラフラのぼせためまい。

【弁証】
顔面紅潮。耳鳴り。頭痛。眠りが浅い。イライラして怒りやすい。多夢。不眠症。目が赤い。口が苦い。
【治療原則】
疏肝しゃ
2. 気血両虚証

もともと脾虚で、気血が不足していたり、大病後・出血後に気血が失われ、頭部が栄養されずにめまいが起こる。

【弁証】
息切れ、顔色や口唇、爪の色が青白いかくすんだ色、動悸。
【治療原則】
補養気血
3. 肝腎陰虚証

もともと身体の熱を冷ます作用の腎陰が足りなかったり、高熱の後で腎陰が失われて肝陰不足になり、肝陽の熱を抑えることができないために熱が昇り、めまいが起こる。

【弁証】
不眠。多夢。動悸。手足のほてり。イライラ。寝汗。足腰が弱い。
【治療原則】
補肝腎、滋陰
4.腎精不足証

脳髄のもととなる腎精が不足するために、脳が栄養されずにめまいが起こる。回転性のめまいや力の入らないめまい。

【弁証】
頭がふらつく、耳鳴り、記憶力減退、目がかすむ、腰や膝がだるく力がない。
【治療原則】
補益腎精
4.痰濁中阻証

飲食の不摂生が脾の水分の代謝機能を低下させ、身体に余分な水分が停滞する。

【弁証】
手足や身体が重だるい、いつも眠い、みぞおち辺りがスッキリしない。悪心や吐き気がある。食欲がない。回転性のめまい。
【治療原則】
燥湿化痰、平肝熄風

兵庫県神戸市中央区加納町2丁目4-15サワダビル1F 中医学に基づいた整体療法院 同仁広大
Copy right(c)2006 Dojin Koudai All rights reserved.